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MFQ関連のレポートです
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MFQ Concert in Chicago by marco
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    1990年8月19日 by Marco
    それは8月19日のコンベンションの最終日でした。始まりは夜10時からなのですが、さすがに前日まで会場をウロウロしていたメンバーも、練習のためか一人として姿を見かけませんでした。
    chicago3cyrus.jpg
    コンサート会場はコンベンションと同じ場所で、一度出されてまた並び直さねばならなかったので、最初6時頃から並ぶつもりだったけれど、どうしても最前列がとりたいっ!と思った私は結局3時頃からドアの前で並び初めてしまいました。そのために他の罪のない人を巻き込むハメになってしまったのでした。そのお姉さんはMFQファンの友人に頼まれていたようで、MFQの音楽は全然聞いたことがないって言っていましたが、でもすっごくやさしくっていい人で本当に申し訳ないことをしてしまいました・・・。
    chicago3henry.jpg
    私は出入り口のドアのところにいたので、待っている間もいろんな人が行き過ぎるのでなかなか退屈せずにすみました。ヘンリーがドアから顔を出して「何してるの?」って聞いて行ったり、サイラスも一度出てまた戻って来たり・・・そしてチップが通りを横切って向こうのマクドナルドへ行った時、どうやら閉まっていたらしく彼はこちらへ戻り際に、チッと指を鳴らして残念そうに大股で歩いて来ました。その一部始終をじっと見ていた私は実はその前日、17日に全く同じ光景を見ていたためについ思わず顔を緩んでくるのを止めることが出来なかったのでした。そうこうするうちにどんどん列が出来て、どこかでガラスのコップが2つ割れ、人が寄りかかっていたせいでせり出ているスタンドの下のガラスが割れ、私は人のウォークマンを落としてバラバラにし、突然の雨にビルの谷間にくっきり浮かび上がる雷の稲妻・・・誰かがドアから出る時に「今日のコンサートは中止よ。」とジョークを言っていたけれど、本当にそうなっても不思議ではないくらい、いろんなことがありました。嵐を呼ぶMFQ・・・。
    chicago3jim.jpg
    まあ並んだかいあって右側の一番前が取れました。前半はカウシルズでそして随分待たされていよいよMFQの登場です。「ビッグ・グラス・バンド」で始まった内容は、どちらかと言えば88年の来日公演と似ていました。たぶんアメリカではまだ「バンブー・サルーン」が出ていないからですね。
    日本のMFQファンは何て恵まれているのでしょう!!サイラスが進行役を努め、メンバー紹介した後「オックス・ドライバー」をやりました。それからハワイの話をして「タヒチ・ヌイ」と「ムーンライト・セレナーデ」「幸せを求めて」へと続きます。ここでヘンリーがクラリネットをちょこっととちってしまったのだけどチップが「イャー!」と景気良く叫んでごまかしてしまいました。
    「ローラ」の前にこのMFQ唯一のビデオをマイケル・ネスミスのTVパーツでやったという話をした時、会場が沸いたのだけれどマイケルがメインボーカルをとっている「チョウ・メイン&ボーリング」は彼がいないと出来ないからってサイラスが言ったらみんな残念そうにしていました。けれど私は絶対に「ローラ」の方がいいと思います!!
    それから何が始まるのかと思っていたら「リトル・オーリー&ビッグ・バブル」というお話でヘンリーのハーモニカがとってもお話の始まりにぴったりでした。リトル・オーリーの友達が風船ガムをう〜んと大きくふくらませたら、自分がその中に入ってしまってリトル・オーリーが助けようとするのだけれど、どんどん老人や赤ちゃんやアヒルや牛や女の人や果ては汽車まで巻き込んで行くって言うストーリーなのだけど、とにかくおかしくってお腹抱えて涙流して笑ってました。何しろヘンリーが話している横でずっとサイラスは「ヘルプ!」って言い続けているし、ジムとジェリーはいろんな鳴き声を出してるし、チップは汽車の音らしきものを出してて、そして一気にクライマックス!!
    chicago3chip.jpg
    お次は「炭坑節」で、まさかこれをやるとは思っていなかったからとてもびっくりしたけれど、でもその反面すごく嬉しかったんです。だって最後の方の「サのヨイヨイ」の次の拍手が出来たのってきっとMFQと私たちだけだったに違いないですもの。
    「ランデブー」ではサイラスがかなり苦しそうに声を出していて多分ずーっと「ヘルプ!」って言っていたのが原因だと思いますが、あのよく響く美声が聞けないなんて・・・もう少し間をおいた方が良かったんじゃないかなと、とても残念でした。
    それから「グッド・タイム・ミュージック」とニュー・アルバム「バングー・サルーン」からの「いとしのルネ」。この曲が始まった途端会場がものすごく盛り上がって、ああそんなに有名な曲なんだ・・・と今更ながら驚いてしまいました。ラストは「スイング・ダウン・チャリオット」で賑やかに終り、アンコールでは「リユ・シュウ」をいつもは一番だけなのに2番までやってくれたのでした!!
    chicago3jerry.jpg
    そしてまた出て来た時には何とデイビー・ジョーンズも一緒で彼は前日のコンサートの時にMFQのファンだと言っていたのですが、まさか本当に見てるとは思わなかったのでちょっと驚きました。彼は二言三言しゃべってすぐ去ってしまい、それは本当にあっと言う間の出来事だったのです。
    そしてこれがコンベンションのラストでもあり、主催者のマイク・ブッシュがステージ上から締めくくると共に私達のことも日本から来たMFQファンクラブとして声をかけてくれました。コンサート後ヘンリーとチップの使っていたテーブルでもサイン会やおしゃべりなどでにぎわっていました。テーブルには列が出来ていてジム、チップ、ヘンリー、サイラス・・・ん〜っと一人足りない。いたいた、ジェリーは一人離れたところに立っていました。
    私達はすっかり舞い上がった気分のまま、何をするでもなくそこら辺をウロウロして少しでも長く余韻に浸ろうとしていました。他の人はともかく私は翌朝シカゴを発ってしまうので、ヘンリーとサイラスのところへお別れの挨拶に行きました。ヘンリーは「またコンサート会場で会おうね。」と言ってくれて、サイラスは一緒に写真を撮ってくれました。なんだかもうお別れだと思うとちょっぴり悲しくなってしまいましたが、でもそのちょっと前、私達がテーブルの「バンブー・サルーン」のCDを見ているとヘンリーが何を思ったか、いきなり日本語で「何でしょうか?」って聞いてきたので大爆笑。もう腰がくだける程大笑いしてしまいました。ほかにもヘンリーはいろいろと私達を笑わせてくれたし、ヘンリーに負けず劣らずジムも結構笑わせてくれました。そして何よりたとえ日本だろうとシカゴだろうといつも変わらないMFQの心暖まるステージと人柄にまた触れることが出来てそれが私には一番嬉しかったのです。本当に素晴らしい思い出をありがとう!!
    | Live report | 23:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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