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REPORT

MFQ関連のレポートです
Henryの写真展
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    麻布十番で開催されたHenryの写真展に行って来ました。
    今回はボブ・グルーエンの写真展も兼ねていたのですが、展示されていたうち80%はHenryのものでした。
    人通りの多いところで、大きなウィンドウの入り口だったので、通りすがりに入っているお客さんも多くいたようです。
    即売もしていたのですが、どれも高額でちょっと手が出ませんでした(苦笑)
    200508281401000.jpg

    | Event report | 23:11 | - | - | - | - |
    新宿 Virgin Mega Store
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      間もなく閉店予定の新宿バージンメガストアでインストアライブです!
      私達も後でサインをもらうべく、Moonlight SerenadeのCDを購入し、メンバーの登場を待ちました。

      200312201.jpg
      店内も元々あまり広いところではないのですが、入り口の対角奥に設置された赤いステージに4人が登場。
      集まっていたファンもかなりいたのですが、たまたま店内にいた若者達もライブを楽しんでくれていたようです。
      ちゃんと後でCD買って、サインもらってました(^.^)
      いい子達だなあ。またひとつ良質な音楽に出会えてよかったね。
      あっという間のライブは4曲歌って終了。その後は、店内に並んでサインをもらいました。
      コレです。
      200510222345000.jpg
      一通りサインが終わると、残っていたファンの人達としばし談笑していました。

      20031220.jpg
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      PatとLieslの素敵な冒険2 by Pat Smith
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        PAT & LIESL: Wonderful Trip Part2 (February 5 - 26, 1991) by Pat Smith / translated by Ness

        1990年のモンキーズ・コンベンションは最高でした。私の好きなメンバー、デイビー・ジョーンズを見れただけでなく、MFQのコンサートまで見ることが出来たのですから。そして、ヘンリーに会いにテネシー州ナッシュビルに行ったことも楽しい経験でした。でも、今度はそれまで以上にリーズルも私もドキドキワクワクしていました。というのは、仕事の休みをもらって二人で何週間かハワイに行こう、という計画をリーズルがたてたのです。
        私のいとこのジェフがたまたまヒロに住んでいるので、電話をかけ、しばらく泊めてもらえないか頼んでおきました。
        この計画は主にリーズルのアイデアだったため彼女がチケットなどの手配を全てやり、世界中の人といってもいいくらい、あらゆる人にハワイ行きのことを話しています。ただし「みんな」に含まれていなかったのが私の上司と母。二人にはギリギリまで知らせませんでした。
        出発は2月5日。リーズルはもう1月の始めに荷物も全て用意出来ていたのですが、私はというと、出発の2日前になってやっと用意し始めるありさまです。
        グランド・ラピッズを出るまでが一苦労でした。霧のため私達の便は二度もキャンセルされてしまい、ようやく、他の航空会社の飛行機で出発することができたのです。8時間遅れでハワイに着いた頃には、当然、乗るはずだったシャトルバスもありません。
        初日はホノルル。ホノルル観光はこの一日に全部押し込めてしまいました。ワイキキ・ビーチに行き、パールハーバーを訪れ、またビーチに戻って男の子にチェックを入れます。カッコいい男の子も結構いたので、ビーチで割と長い時間過ごすことになったのですが・・・。夜になってからはヒルトン・ドームに行き、ドン・ホーのショーを見て、後で本人にも会いました。彼はMFQのファンで、昔のアルバムは二枚とも持っているそうです。MFQによろしく、というのが彼からの伝言でした。
        pat2jim.jpg
        2月7日、私達はヒロに向かいます。ヒロに着いたその日のうちに私達はジムに電話をかけ、到着を知らせました。そしてある晩ジムは、すごく素敵な日本食レストラン(名前は忘れてしまったのですが)へディナーに連れて行ってくれたのです。リーズルも私も、刺身など初めての料理を口にしてみます。ジムに食べられるのなら私達にだって!・・・食事の後はド・アンゴラズのバーへ。そこでジムが私達にド・アンゴラズのDJでMFQの新しいエンジニアでもあるマイクを紹介してくれました。その晩は他にも、ポリージャム・プロダクションでマイクと仕事をしているという、ロニーという人と知り合いになりました。

        ある日私達は、「ザ・スタジオ」に行ってみようと思い立って車を走らせました。誰かいるかどうかさえわからなかったのですが、とりあえず着いてドアを開けてみると、椅子に座って電話している人が目に入りました。サイラスです。私達もびっくりしたのですが、サイラスも同じくらい驚いていたようでした。その時にボブとも会うことが出来、サイラスとボブが「ザ・スタジオ」と隣のレコード屋さんの中を案内してくれました。このレコード屋さんには、いろいろとすてきな物が売ったり飾ったりしてあります。特に良かったのは、MFQがステージの背景に使う大きなロゴと、70年代にサイラスがエレクトラ・レコードにいた頃のプロモーション写真(これがすごくかっこいいのです)。
        pat2cyrus.jpg
        ジェリーには会うことが出来ませんでした。彼は私達が着く前に本土に帰ってしまっていたのです。でも私達が帰って2、3週間した頃にまたハワイに来る予定だとか・・・。ジェリー、私達のこと避けてたのかしら??
        あとはチップに会わなくちゃ、という訳である日私が電話すると、「家においで」と言ってもらえました。チップの家でちょうどデジレーにも会えたのですが、ちょうど仕事に行くところだったのであまり話は出来ませんでした。チップは本当にいい人で、話もおもしろいのです。彼と私がおしゃべりしている間、リーズルは彼の息子タイラーと床に座ってゲームをしていました。
        pat2chip.jpg
        ハワイ島では、ほとんど私の従兄弟たち、ジェフとクローディアが一緒で、二人に島のあちこちを案内してもらいました。
        ハワイを離れる前日、また「ザ・スタジオ」に行き、マイクとロニーに会いました。チップとタイラーも私達にもう一度会っておこうと来てくれたので、話をしたり写真をとったり撮ったり、本当に楽しく過ごしました。
        2月26日、私達はハワイを後にし、寒さと仕事が待つ家へと帰りました。
        ハワイは最高でした。リーズルも私も、早くまた行ってみたいと思っているくらいです。
        | Event report | 02:27 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        PatとLieslの素敵な冒険 by Pat Smith
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          PAT & LIESL: Wonderful Trip (December 1, 1990) by Pat Smith / translated by Ness
          ある晩私は家で「ゴールドマイン」11月30日号を読んでいました。情報コーナーの「グレープバイン」に差し掛かった時、「ナッシュビルにてロックンロール・エキスポ開催。ゴールドマインも参加」という記事が目に入りました。私は友達のリーズルに電話をかけ、「今度の週末、ナッシュビル行かない?」と言ってロックンロール・エキスポのことと、ヘンリーが来ることになっていることを教えました。
          金曜の夜、仕事の後にリーズルは地元のバーまで私を迎えに来てくれました.そこはいつも60年代の音楽をかけていて、私のためにとモンキーズもよくかけてくれるのです。その時も私は、他に好きなグループの一つ、キングトーンズの曲に耳を傾けていました。
          夜の12時には、私達はテネシー州ナッシュビルに向けて車を走らせていました。そこは私達の住んでいるグランド・ラピッズから車で11時間もかかるのです。そして翌日、昼は12時少し前に私達はようやくナッシュビルのオプリーランド・ホテルに着きました。チケットを買ってドアを入るか入らないかのうちに、もう私はヘンリーを見つけていました。
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          リーズルはMFQのTシャツ、私はMFQのトレーナーを着ています。私達のすぐ後ろからやはりMFQのトレーナーを着たジャニスと、もう一人、ランダルが入ってきました。二人ともMFQとモンキーズの大ファンなのです。
          ヘンリーは見慣れた顔に会えて嬉しいようでした。そして彼はその場にいた他のロック・フォトグラファー達、ジェリー・デワイルドとゾックスに私達を紹介してくれました。
          コンベンション会場はかなり広い場所だったので、混雑はしていません。ディーラーの人たちがレコード、テープ、ビデオ、ポスター、雑誌、本、写真など、ロックスターに関するいろいろな物を売っていました。ゴールドマイン誌の人達の姿も目に入ります。ヘンリー、ジェリー・デワイルド、ゾックスにもそれぞれ自分達のテーブルがあって、自分の撮った有名ミュージシャンの写真を置いたり飾ったりしていました。
          予定ではヘンリーのスライド・ショーは土曜日の午後2時半からだったのですが、結局本当に始まったのは4時半頃になってからでした。でももちろん、待った甲斐はありました。いつもながら、ヘンリーのスライド・ショーは最高です。彼はいつも、写真に写っている有名ミュージシャンについてのエピソードを話してくれるのです。夜になってからは元ジェントリーズのラリー・ラズベリーやアンブリーズ(別名ロニー・アンド・ザ・デイトーナズ)のライブ・コンサートがありました。
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          その日のコンベンションは夜の12時に終わりました。もう私達はみんな、お腹がペコペコになっていたので、ジェリー(デワイルド)、ヘンリー、ジャニス、タンダル、リーズル、私で向かい側にある「ナッシュビル・パレス」にハンバーガーを食べに行きました。ここは、多くのカントリー・ミュージシャンがデビューした店です。しばらくバンドの演奏を聴いていた頃誰かがマイクを通して、「ロックフォトグラファーのヘンリー・ディルツが来ています!」といったので、ランディー・トラヴィスのバンドのドラマーなど、たくさんの人がヘンリーに会いに来ました。ヘンリーはとても親切に一人一人と話をしていました。
          部屋に帰った頃には丸二日間一睡もしていなかったリーズルと私は、楽しかったけれどくたくたです。
          翌日、私達二人はもう一度コンベンション会場に行ってヘンリーに挨拶をしてから帰途につきました。帰りも長い道のりでしたが、でも本当に、行ってよかったと思える終末でした。
          | Event report | 23:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          シカゴ!シカゴ!by Keiki
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            1990年8月17、18、19日 by Keiki

            シカゴである。1990年のモンキーズ・コンベンションはロサンゼルスとシカゴで、予定されていた。私はロサンゼルスに行くつもりだった。しかし、MFQが来日した時に、ヘンリー・ディルツが「シカゴ・コンベンションにMFQ全員で行くかもしれないよ。」と言ったのでころりと気持ちが変わってしまった。ゲイリー・ストロブルの「シカゴにはピーターが来るよ。」の言葉にもつられたのだが、結局私の大好きなピーターはシカゴには行かず、来日してしまったので(なんてこった!)私をシカゴまでひっぱったのはMFQだった。

            8月16日の夕方、私とサイラスファンの友人と他の2人の友人はコンベンション会場のビスマルク・ホテルになんとかたどり着いた。荷物を部屋に置いて2階にあるロビーでぼんやりしていると、コンベンションのゲストたち、ピーターのガールフレンドやデビッド・ジョーンズの娘や姉などが続々とチェックインしていった。これはおもしろいな、見物していたらヘンリーが奥様と子供たちを連れてやってきたのだ!駆け寄りたい衝動にかられたが着いたばかりで疲れているだろうと思ったのでそれはやめた。どうせ後でいやというほど会えるのだ。

            その日の夜ホテルの一室で前夜祭が開かれた。ファンがゲストにサインや写真撮影を求めたり、おしゃべりしたりして程よく盛り上がってきた頃ヘンリーが部屋に入ってきた。ヘンリーはモンキーズ・コンベンションに必ず出ているのでファンにはすっかりおなじみであり、人気者である。あちこちから声がかかる、声をかける。私たちのところにも来た。

            4ヶ月振りの挨拶をかわした後、突然ヘンリーに「君たちは僕の親友だよ。ここにいる人たちはみんなよく知らないんだ。」といわれ、すっかり面食らってしまった。「でもあなたのことはみんな知ってるわよ。」と言うとヘンリーは照れていたが、みんなが知っているのは写真家のヘンリーでMFQのヘンリーを知っているのは私たちだけだったのだ。

            翌17日、私とサイラスファンの友人が朝食の為外に出ようと2階のロビーから階段を途中まで降りた時、下から誰かが上がってきた。???ジムだ!!!その後ろからはサイラス???チップも!!!サイラスが落ち着き払って「やぁ驚いたよ。」って言ったけど驚いたのはこっちだってば!ジェリーはもうロビーでチェックインしていた。

            私たちはもうメロメロで挨拶もそこそこに、ホテルの前のマクドナルドに逃げ込んだ。ほっとして朝食をパクついているとレジにチップが並んでる・・・。チップから目をそらすとパンケーキセットを持ったジムと目があった。ニッコリ。・・・しまった。ジムが隣のテーブルに座ってくれたので食べた気がしなかった。
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            コンベンション一日目は昼からだった。大きな劇場のステージにスクリーンが掛けられてモンキーズのビデオが映し出される。ゲストがステージに上がり、ファンが喜ぶようなモンキーズの思い出話やファンの質問に答える。大体こんな具合でコンベンションはすすめられるが中には歌を披露するゲストもいる。モンキーズに曲を提供したソングライターたちだ。チップがプロデューサーとして紹介され20分程話をした後(笑えるんだこれが)他のMFQのメンバーを紹介した。そして1曲だけ歌ってステージを降りた。「リユ・シュウ」だ。これはモンキーズのファンに異常に人気がある、その上、モンキーズより格段にうまい!ステージを降りたMFQにファンが群がったのは当然だった。ヘンリーが歌うのを初めて見た人も多かっただろう。チップはしょっちゅう歌っていたが・・・。

            後から遅れてきたMIKAはぎりぎりMFQの出番に間に合った。

            チップとヘンリーは自分のテーブルを持っていて、並んでカセットテープや写真の販売をしていた。・・・売り子である。といっても二人ともいろんな人と話し込んでいる方が多かった。売っていたテープはMFQのアルバム「ムーンライト・セレナーデ」とシングル「リトル・オーリー&ビッグ・バブル、リユ・シュウ、きよしこの夜/ボニー・シップ・ザ・ダイヤモンド・ウインド・オン・ザ・ウォーター」(全てライブ)そしてチップのアルバム「チップ・ダグラス」とシングル「タイ・コンドウ/イット・ケイム・フロム・スペース」の4本だった。ヘンリーの写真はモンキーズばかりだったが中にチップやヘンリー自身の写真も混じっていた。

            会場ではあまり会えなかったがマクドナルドへ行くと必ず誰かしらに会った。昼御飯にチキンバーガーを買いに行くと後ろにサイラスが立ってるし、ドキドキしながら出て行こうとすると入り口でジェリーとすれ違っちゃうし・・・。会場だけでなくホテルの周辺がすべてコンベンションと化しているのだ。

            後で聞いたところによるとMFQはモンキーズのコンベンションだからと遠慮していたようだ。そんな遠慮することなかったのに・・・だってモンキーズ&60年代コンベンションだったんだから。他にもカウシルズやクエスチョン・マーク&ミステリアンズとかもゲストで来ていたし、ここに来るファンは元来話好きの人である。MFQのメンバーともっと話をしたかったという人も大勢いたに違いない。

            やっとMFQのメンバー(チップとヘンリー以外)がいた!と思っても周りにサインをもらおうとしているファンがいたり、おしゃべりしていたりと賑やかだった。特にサイラスの周りは人が絶えなかった。ジェリーはどこにいるのかよくわからないほど控えめだった。ジムは会うたびに顔が笑っていて一体何がそんなにうれしいんだろうと首をかしげる位陽気だった。
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            2日目、飛び入りで30分程チップのソロ・パフォーマンスがあった。フロッピーとギターで様々な曲を演奏してくれたがカセットアルバムとカセットシングルからの曲以外はほとんど知らない曲だった。「イット・ケイム・フロム・スペース」はニール・ダイヤモンドが書いたモンキーズのヒット「アイム・ア・ビリーバー」のパロディーでUFOの歌。これはかなりウケがよく、「チップ!チップ!」と気軽な声援がかかる。「タイ・コンドウ」ではいきなり両手両足を振り回すので何かと思ったらタイ・コンドウ(韓国の拳法)の真似をしていた・・・場内大ウケである。それから「ジャパニーズ・ツーリスト・ガール」の前ではなんと「この曲をジャパニーズ・ツーリスト・ガールの木本さんに捧げます。」と言ってくれた!!!!!!(なんてこった!)シカゴまで来て良かった、とこの時痛感した。

            チップの後すぐにヘンリーのスライド・ショウがあった。60年代から80年代までにヘンリーが撮ったミュージシャンとモンキーズの写真のスライド上映だ。まさに写真家ヘンリー・ディルツここにあり、なのだ。アソシエイション、ラヴィン・スプーンフル、タートルズ、クロスビー・スティルス&ナッシュ、サイラスのアルバム・ジャケット(別のショット)などのジャケット写真から海辺の砂浜に突っ立っているチップ、などのプライベートな写真まで実に豊富なコレクションだ。とても写真集ひとつでは収まりきらないし眠らせておくにはあまりに惜しい写真ばかり。ということでまた写真集出して欲しいな。

            その後、ジル・リチャーズというファンが作ったパロディービデオが上映された。デビッド・ジョーンズの自叙伝のCMのパロディーなどもかなりおもしろいのだがなんといっても傑作なのが「ジャスト・コール・ミー・チップ」・・・チップの架空のアルバム「チップマニア」のCMである。架空の、というのはつまりカセット「チップ・ダグラス」より前にこのCMが作られているからだ。88年のモンキーズ・コンベンションにチップが出演した時の生テープと写真で構成されていて、アメリカでよくあるLP、カセット、CDの通信販売のCMになっている。デタラメの住所にチンケなアルバム・ジャケットの画面を見たら腹を抱えて笑っちまうことうけあい。おかげで「チップ・ダグラス」はその名の代りに「チップマニア」と呼ばれている。本人もおもしろがっているようだ。だって自分のテーブルのカセットの前に「チップマニア」って書いてあるんだもん。?!?!

            2日目の最後のゲストはデビッド・ジョーンズだったが、何かの拍子にチップの話が出て急にデビッドが「ランデブー」の一節を歌いだしたのでひどく驚いてしまった。まさか彼が「ランデブー」を歌えるなんて思わなかったので、私は軽いめまいを覚えた。

            3日目、最後の日やたらとMFQのTシャツを着た人が目立った。みんなMFQのコンサートがあることを知っていて楽しみにしていたのだ。私たちも黒いMFQトレーナーを着ていた。ゲイリーが特別にその場で私たちに売ってくれたのだ。みんなに羨ましがられて得意な気分だったが、テリー・アダムスが着ていたムーンライト・セレナーデのジャケットはさらにすばらしかった。これ彼女が作ったんだよね、すごい!

            その他ゲイリーが撮影した90年の来日ビデオも上映しようとしていたが、時間がなくてできなかったそうだ。しかしなんとMFQのコンサートが終った後、夜中にホテルの一室に何十人も詰め込んでそれを見ていたというのだからくやしい。私たち?その頃はぐっすりベッドの中だった。ゲイリー、どうして一言いってくれなかったの?(でも、ゲイリーにはいろいろお世話になったからあまり愚痴は言わないでおこう。ううん、とっても親切にしてくれてありがとう!だから今度そのビデオ見せてね。)

            モンキーズのコンベンションではあったが最終日はすっかりMFQで盛り上がってしまった。でも誰のファンであろうとこの素敵に親しみの持てるコンベンションをみんなが心から楽しんでいたのは間違いない。
            | Event report | 23:59 | comments(1) | trackbacks(0) | - | - |
            ヘンリー・ディルツ写真展「素顔の隣人たち」by Ness
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              1990年7月13日〜8月10日 AT CITY LITES GALLERY
              henryex1.jpg
              「僕にとって音楽を聴くことは、その写真を撮ったり、音楽を作ったりすることと同じなんだ。僕は僕の眼を通して被写体となる彼らの音楽を聴いている。でも音楽っていつも流れているからね。僕はそれを止めたいんだ。」− これは、City Lites Galleryで手に入る「LANDMARK PRESS」からの、ヘンリーの言葉の引用です。こう語る彼の写真展「素顔の隣人たち」が、7月13日(金)から8月10日(金)まで、渋谷区にある、City Lites Galleryで開かれました。4月開催の予定もあったらしいのですが、少し遅れて7月。それでも待つ価値は十分あった気がします。
              このギャラリーは東京大学の近くにあり、マンションの一室という感じの場所です。クリーム色に統一された室内の四方の壁に、一枚ずつ大きめの額に入ったヘンリーの写真が展示してありました。

              入り口の所に来展者のサイン帳のようなものがあり、私達の行った7月21日の時点で60人程の名前がありましたが、名前を書かずに帰る人もいたようなので、実際にはもっと多くの人が訪れていたと思います。その横にヘンリーの撮ったキース・リチャーズの写真を使ったポストカードや、先ほどの「Landmark Press」が置いてありました。

              今回あったのは、主に12cmx17cmほどの写真と、その倍より少し大きいくらいのものが合計約40枚でした。全て白黒で、ほとんどの写真の下には、いつ、どこで撮影された誰の写真かが書いてあります。一番多かったのがモンキーズのもので5枚、他にはアメリカ、CSN&Y、キャス・エリオットが数枚ずつ、そして1枚ずつあったのがジョン・スチュワート、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ジャニス・ジョプリン、ジミ・ヘンドリックス、イーグルス、ジェイムズ・テイラー、ドアーズ、子供の頃のマイケル・ジャクソンなどでした。撮影された場所はアメリカ国内はもちろん、ニュージーランド、オランダまでありましたし、撮影年は、1960年代後半から1970年代前半までの約10年間に渡っています。

              写真は、ステージやスタジオといった、ミュージシャンらしい場所から、移動中の車の中らしき所、駐車場、どこかの空き地のような所まで様々な所で撮られていますが、どれも自然で、いかにも気を許して友人に撮ってもらっているという感じのものがほとんどでした。

              こうして、「フォトグラファー、ヘンリー・ディルツ」の一面を見ると、MFQのファンがよく知っている「ミュージシャン、ヘンリー・ディルツ」とはまた違った彼の姿に少し驚き、と同時に私たちの知っている彼の人間性は写真にも表れているということに気づくでしょう。そういった意味で彼の写真集『素顔の隣人たち』も、ほほえましく、そして興味深いのです。またこちらには写真展の方にはなかったヘンリー自身の写真やMFQの写真(4人の時のもの)、アソシエイション時代のジムの写真も入っていることを付け加えておきます。
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              | Event report | 23:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |